三重産業保健総合支援センター

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R4.2月号(臨時号No.1)

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三重産保メルマガ(2022年2月25日 臨時号No.1)
独立行政法人 労働者健康安全機構
三重産業保健総合支援センター
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E-mail  mie-jooohas@mies.johas.go.jp

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●三重さんぽセンター産業保健研修会 【参加無料】

〇令和4年度産業保健研修会の実施等

令和4年度においても新型コロナウイルス感染予防対策に十分留意し、産業保健研修会(「産業医向け【単位取得有り】」と「産業保健スタッフ向け【単位取得無し】」)を開催いたします。
お申込み前に必ず当センターのホームページ(以下、HPという)の「三重産業保健総合支援センター産業保健研修会受講者の皆様へ」をご覧いただき、ご理解の上、お申込みください。 なお、令和4年度は、オンライン研修を大幅に増やし実施する予定ですので、ご希望される方はHPに記載の「オンライン研修会受講の皆さまへ」を必ずお読みいただき、ご理解の上で申込みをお願いします。 また、オンライン会議ツールは「Zoom」を使用しますので、スムーズに接続していただくために、アプリのダウンロードをお勧めします。
日程等は、近日中にHP及び三重産保メルマガ等にてお知らせいたします。

○令和4年度4月分の申込み受付開始日について

産業保健研修会の申込み受付開始日は、研修会開催日の属する月の初日の2ヶ月前の開館日としておりますが、令和4年度4月分の申込み受付開始日については、3/1(火)11時頃からとさせていただきます。 ↓
https://www.mies.johas.go.jp/news/5072/

〇3月度 産業保健研修会案内

各研修会ともに、比較的定員に余裕がありますので是非ご参加ください。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆「産業医向け【単位取得】研修」◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

申込みはこちらから ↓
https://www.mies.johas.go.jp/kensyu/categories/doctor/

※※※※※ 上段から 日時/研修会テーマ等/講師(氏名・所属・役職) ※※※※※

■ 3月1日(火) 14:30~16:30
「作業環境測定の実際」 日医認定産業医研修【生涯・専門・2単位】

浅野 保  当センター産業保健相談員(労働衛生工学担当)

■ 3月11日(金) 14:30~16:30
「特殊健康診断」 日医認定産業医研修【生涯・専門・2単位】

村田 真理子  三重大学大学院医学系研究科教授

◆◆◆◆「産業保健スタッフ向け【単位取得無し】研修」◆◆◆◆

申込みはこちらから ↓
https://www.mies.johas.go.jp/kensyu/categories/staff/

※上段から 日時/研修会テーマ/講師(氏名・所属・役職)

3月2日(水) 14:00~15:00 【オンライン研修】
「職業性疾病等労災の認定について」

増田 伸士  三重労働局労働基準部労災補償課 労災補償監察官

■ 3月17日(木) 14:30~16:30   
「産業保健スタッフによる職場巡視のポイント」

後藤 義明  三重産業医会理事

● 両立支援コーディネーターnews

令和4年1月14日に、当センターにおいて、治療と仕事の「両立支援コーディネーター」のための「事例検討会」を三重県内で初めて開催しました。 今回は、両立支援コーディネーターの皆様に送付させていただきました「コーディネーターNEWS」を掲載させていただきます。

「三重さんぽセンター 両立支援コーディネーターNEWS」

当日は、三重産業保健総合支援センターの横田副所長のあいさつから始まり、中部ろうさい病院治療就労両立支援センターの松田両立支援コーディネーターを講師に迎え、「中部ろうさい病院における治療と仕事の両立支援」をテーマにご講演いただきました。

次は事例検討です。当センターの橋本両立支援促進員がファシリテーターを務め、2グループに分かれて、「脳卒中事例」についてグループワークを実施しました。

~写真、グラフ等省略~

最後に、中部ろうさい病院治療就労両立支援センターの小村事務長にご挨拶をいただき、無事終了しました。
【参加者の声】を一部紹介します。

〇自分にはない考えをグループ内の人、他のグループの発表で聞くことができるので、すごく学びの場になった。
〇多職種の方との情報・意見交換ができ、大変良かった。多くの制度や実体験等より多くの情報をいただく機会となった。
〇具体的な事例を用いて自分がどう関わっていけばよいのか、実際に自分が介入していることを振り返りながら考えることができてよかった。
〇今後の生活や仕事に対する不安、職場復帰がなかなか見通せないことに寄り添うことを改めて肝に銘じる!また今日から頑張れます。
〇両立支援コーディネーターの勉強をしてから相当の時間が経っていたので、改めて広く物事を見ること、連携することの重要性を学ぶことができた。
〇今後も両立支援に携わっている方々との交流の場があると、とてもありがたい。

等々のご意見をいただきました。
その他、運営に関するご意見等もいただきましたので、今後の事例検討会の参考にさせていただきたいと思います。ありがとうございました。

編集後記
三重県内で初めて開催した「両立支援コーディネーターのための事例検討会」ですが、参加された方々の情報交換の場となり、スキルアップにもなったと思われます。
来年度は、令和4年11月頃に開催を予定しています。 是非ご参加いただきますようよろしくお願いいたします。

● 産業保健相談 【無料相談】

産業医学、メンタルヘルス等に豊富な経験を有する専門スタッフが、産業保健に関する問題等について、当センターの窓口、電話、メール等で相談に応じる産業保健の無料相談を実施していますので是非ご利用ください。

〇窓口相談開設日程

【3月の相談日スケジュール】
1  3月8日(火)9:00~12:00 猪野  亜朗 産業保健相談員(メンタルヘルス)
2  3月17日(木)9:30~12:30 そうけ島 茂 産業保健相談員(産業医学) 

産業保健相談の申込みはこちらから ↓
https://www.mies.johas.go.jp/mental_form/

○産業保健相談員コーナー

当コーナーは、産業保健相談員からの情報提供等行っております。
今回は、猪野相談員による第9回目の投稿を掲載させていただきました。

第9回 アルコールと職場

 世界の循環器学会や循環器問題の啓発を行う世界心臓連合(World Heart Federation:WHF)が今年1月20日、世界に向けて声明を発しました。 職場での啓発に御活用下さい。

三重産業保健総合支援センター相談員 猪野 亜朗(泊ファミリークリニック)

NO AMOUNT OF ALCOHOL IS GOOD FOR THE HEART, SAYS WORLD HEART FEDERATION
心臓によい飲酒量などない、世界心臓連合が発表
20 Jan 2022

 ジュネーブ (2022 年 1 月 20 日) – 世界心臓連合(WHF)は、新たに発出したポリシー・ブリーフの中で、適量の飲酒は心臓病のリスクを低下させるという広く信じられている考えに異議を申し立て、世界中で起こるアルコール関連死や障害の過去に類を見ない増加に取り組むための、緊急かつ決然とした行動を呼びかけている。
 2019 年、アルコールが原因で死亡した人は 240 万人を超えた。これは世界全体の死亡者数の 4.3%、15歳から 49 歳の男性の死亡者数の 12.6%にあたる。アルコールは向精神作用があり、人体に大きなダメージを与える有害物質である。飲酒をしなければ、心血管系疾患、がん、消化器系疾患、故意または過失による怪我などの非感染性疾患や、いくつかの感染性疾患にかかる可能性を下げることができる。

 エビデンスは明白だ。どの程度の飲酒量であっても、健康に生きられる時間を損なう原因になりうるし、少量の飲酒でも、冠動脈疾患、脳卒中、心不全、高血圧性心疾患、心筋症、心房細動、動脈瘤などの心血管系疾患のリスクを高めることが様々な研究から明らかになっている。アルコールが心血管系疾患予防になるという知見は、主に観察研究に基づいているが、これらの研究では、過去の健康状態や「断酒していると考えられる」アルコール依存症の病歴など、飲酒量以外の要因を考慮に入れていない。信頼のおける研究において、適度なアルコール摂取と  心臓病のリスク低下の間に相関があるという結果は現在のところ得られていない。 
 WHF アドボカシー委員会のメンバーであり、ポリシー・ブリーフの共同執筆者である Monika Arora は、「活き活きとした社会生活の必需品としてアルコールを描写することによって、飲酒の害から注意をそらし、1日1杯の赤ワインなど適度な飲酒は心血管系疾患予防になるという主張が公に繰り返されてきました。これらの主張は、よく言えば誤った情報であり、悪く言えば、アルコール産業が自分たちの商品の危険性から人々の目を欺こうとする試みです」と語った。

 アルコールによる経済的・社会的コストも無視できない。これらのコストには、暴力、ホームレス、犯罪行為のリスク増加に加えて、医療システムの負担や私費負担増加、生産性低下が含まれる。社会経済的に恵まれていない人々は、アルコールによってより大きな影響を受ける。社会経済的に恵まれている人々に比べて飲酒量が同程度か少ない場合でも、その悪影響を被る可能性が高くなる。
 WHF のポリシー・ブリーフ「アルコール摂取が心臓血管の健康に及ぼす影響:神話と対策」は、飲酒による悪影響に関する入手可能なエビデンスを要約し、アルコールの「害と益」の論争を説明し、アルコールが世界に与える致命的な影響に対抗するための提言を、人々と政策立案者双方に提示している。
 アルコール消費を減らすために費用対効果が高い介入策としては、アルコール入手制限の強化、アルコール広告の禁止、スクリーニングや治療へのアクセスの促進などがある。

WORLD HEART FEDERATION の許可を得てアル法ネットが翻訳
声明はアルコール健康障害対策基本法推進ネットワークのHPに掲載されています。 ↓
https://alhonet.jp/pdf/NO_AMOUNT_OF_ALCOHOL_IS_GOOD_FOR_THE_HEART_SAYS_WORLD_HEART_FEDERATION_20220120.pdf

● 中部ろうさい病院 治療就労両立支援センターからのお知らせ   【後援講座】

市民公開講座:「愛知の労働力を糖尿病から護る」

日時:2022年3月11日(金)14:00~15:10
配信:ZOOM(オンラインのみ)

内 容
【総合司会】斉藤 政彦 先生
日本産業衛生学会 理事・東海地方会 会長
大同特殊鋼星崎診療所 所長

【演者:産業医の立場から】柿沼 歩 先生 
厚生労働省 治療と職業生活の両立の支援対策事業 ガイドライン作成委員
日本電気株式会社(NEC) 本社健康管理センター センター長
『糖尿病両立支援の実際 ~職域の立場から~』

【演者:治療医の立場から】中島 英太郎 先生
厚生労働省 治療と職業生活の両立の支援対策事業 ガイドライン作成委員
中部ろうさい病院 治療就労両立支援センター両立支援部 部長
糖尿病・内分泌内科 部長 (兼任)
『両立支援で事業者に期待すること』

お申込みは ↓
https://que.ds-pharma.jp/form/pub/shiten_live/aichi10311

 

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