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協会けんぽ三重支部と当センターは、協定を締結しました。
2023年09月25日(Mon)
三重産業保健総合支援センター(三重さんぽセンター)では、令和5年9月21日に全国健康保険協会(協会けんぽ)三重支部と、三重県民の健康づくりの推進に向けた包括的事業連携に関する協定を締結しました。
(左)全国健康保険協会三重支部 内藤支部長、(右)三重産業保健総合支援センター 片岡所長
【連携・協力事項】
(1)メンタルヘルス対策の取組み支援に関すること。
(2)治療と仕事の両立支援に関すること。
(3)その他県民の健康づくりの推進に向けた取組に関し必要な事項に関すること。
【具体的な取組】
• 事業所向けメンタルヘルス対策セミナーの開催
• 協会けんぽの健康事業所宣言を始めとする健康づくり事業や三重さんぽセンターで実施している
産業保健研修会などの事業所支援に関する周知広報
• 協会けんぽで作成する健康経営優良事例集における三重さんぽセンターの取組紹介
• 事業所におけるメンタルヘルス対策の取組支援、仕事と治療の両立支援の社内研修や制度整
備などのフォローアップ
【背景】
協会けんぽ三重支部における傷病手当金の傷病別にみた申請割合は、メンタルヘルス不調による傷病手当金の支給件数が、新型コロナウイルス等感染症を除いた申請理由のなかで最も多くを占めております。休職される日数も長くなるため、人材不足に悩む企業にとって、メンタルヘルスに関する対策は見過ごせない課題となっています。また、急速な高齢化の進行に備え、疾病を抱えながら働く高齢労働者への対応や、病気による離職を防ぐための職場環境の整備など、治療と仕事の両立支援も重要な課題となります。
そこで、これらの課題を互いに協力し解決に向けて取組むため、三重産業保健総合支援センターと協会けんぽ三重支部は包括的事業連携に関する協定を締結することといたしました。
■全国健康保険協会(協会けんぽ)
中小企業等で働く従業員とその家族など、約4,000万人の加入者、約260万事業所の事業主の皆さまか
らなる日本最大の医療保険者です。
三重支部では、約50万人の加入者、約3万事業所の事業主様が加入しています。
当協会が運営する健康保険の愛称を「協会けんぽ」といいます。
三重支部長:内藤 誠
■独立行政法人労働者健康安全機構三重産業保健総合支援センター
(三重さんぽセンター)
働く人々の健康を確保するため、事業場で産業保健活動に携わる産業医、保健師、看護師、衛生管理者
をはじめ、事業主、人事労務担当者などの方々に対して、産業保健に関する研修や専門的な相談への対
応などの支援を行っています。
当機構が運営する「産業保健総合支援センター」を通称「さんぽセンター」といいます。
所長:片岡 紀和